正丸峠。
それは、板橋の犬屋敷の件で、聞きたいことがあり、猟友会のOさんに電話をした時の言葉でした。
「え?聞いた事がない。どういうことですか?」
「5~6年前は、散乱した骨が沢山あったんだ。4年前くらいかな。黒い袋に入った動物の遺体が毎週のようにあるんだよ。」
そんな話から、始まりました。 その週末、私は現地に向いました。
聞いた場所に着き、遠くから見るとゴミ袋らしいものが見える。でも降りていけない。
猟友会のOさんが「案内するから待ってて」との連絡があり、獣道なるものを教えて頂き、降りていきました。
少し進むと、散乱した袋が沢山散らばっています。

破けた袋から頭を出している犬、お尻を出している犬、ふっくらした袋。
その袋を開けてみると、水色の洋服を着たシェルティ-でした。
「え?何?何?」頭が混乱しました。
ブリ-ダ-? 葬儀社? こんなに沢山なら・・業者???
その日は、数枚の写真を撮り帰りました。
天候が悪い日が続き、2週間後、知人5人と私で現地に向いました。
新しい袋や布にくるまれた動物の遺体が、また、増えていました。
水色の洋服を着ていたシェルティ-の袋の中には、金の折鶴がありました。
お尻の見えていた子は、キャバリアでした。綺麗にトリ-ミングされ、お正月のリボンをつけていました。
シェルティ-の顔を見ようと、身体の向きを変えると、アゴから胸にかけ血だらけ。蛆もわいていました。
Mix犬に純血種、生々しい遺体、猫のアゴの骨や犬の骨が沢山。オムツをした遺体。
合同葬に出した犬達が、ダビに付されず、ここに放棄されたのでしょう。
それも、長年・・・。
飼い主さん達は、今も尚、他の子達と一緒に埋葬されていると思って、手をあわせている事でしょう。
犯人を見つけたい・・・警察に捜査をお願いしました。
3月26日、報告した場所の遺体を回収、全部で80体。
マイクロチップが入っている犬もいない、手がかり無し。。
埋葬してあげたい・・・県知事、市長、県庁、市役所 etc お願いしました。
3月25日、 話し合いの結果、飯能市は、生ゴミと一緒に焼く事しか出来ません。
県庁、動物指導係は、センタ-の炉では妬くことが出来ない。
センタ-には、保護した犬猫達がいるので、当たり前です・・。
生ゴミと一緒に焼くなんて出来ない。。
私達が引き取るしかないのでしょう。
飼い主さんがわかれば、犯人もわかります。
何か、手がかりがないものでしょうか。
| 正丸峠 | 23:52 | comments:136 | trackbacks:9 | TOP↑
何と言うこと
こんなことが起きているとは、本当に驚きました。しかも延々と続けられているなんて。
許されませんね。もし、自分の愛犬が、こんな扱いを受けたとしたなら。
いえ、他人の犬であっても正視に堪えない写真です。
素材はきっと配慮して、選ばれた結果の写真だと、充分理解できます。もっと悲惨な写真も、証拠として記録されたのでしょうね。
犯人を特定したいです。私なりに、リンクを張らせていただき、手掛かりを得るための記事も、書かせていただきたいと思います。
少しでも出来ることはしたいですね。
| snowy | 2010/03/30 18:06 | URL |